2010年11月03日
議会改革の視察研修に行ってきました。
11月1日~2日まで、議会運営委員会の視察研修に行ってきました。
10月~11月というのは、1年間の中でも比較的スケジュールが空く??せいか、
視察研修が集中的に入ってきます。
県議選に出馬表明をしたとはいえ、
袋井市議会議員である限りは、公務優先でやらせていただいております。
残り少ない期間とはなりますが、精一杯責務を果たしたいと思っています。
さて今回の研修先は、長野県佐久市、東京都の西東京市でした。
現在、袋井市議会では、議会改革の話し合いを進めています。
一般質問のやり方や、議会基本条例の必要性など、
時代が変化していく中で、議会のあり方も問われているのです。
現在、かなりの課題があるのですが、一つ一つの課題について、
議員間での温度差や価値観の違いも大きく、
「先進地の状況を調べよう!」
ということで、二日間の研修を終えてきました。
いずれの市も、試行錯誤しながら、
「どうすれば市民の皆さんに分かりやすい議会になるか」
「議会の役割をきちんと果たすためにはどうすればよいか」
ということを考えながら、少しずつでもチャレンジしていることがうかがえました。
私は、地方政治の今後の課題の一つは、
「政党や会派による対立構造にある」と思っています。
この対立構造が、純粋な思想や政策上の相違によって存在し、
「市民や地域のためにどうすればよいか」
を議論し、主義主張をぶつけあった後は、
お互いの穴を補い合って、建設的な相乗効果を生むものであればよいのですが、
過去の選挙や個人的な遺恨などによってできた対立構造は、
市民にとっては、あまり喜ばしいことではありません。
このような厳しい時代、特に地方議会においては、
党派を超えてお互いの持ち味を生かしながら、
結束して町づくりに取り組んでいける議会ができるといい、と思っています。
Posted by 静岡県議会議員 山本たかし at 22:58│Comments(0)
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