› 静岡県議会議員 山本たかしのブログ › 2011年09月
2011年09月27日
太鼓の練習!
袋井のお祭りが近づいてきましたね~。
私の地元、田町でも先週末、屋台の飾り付けを行いました。また夜は、公会堂で手踊りの練習、外では、子供達の太鼓の練習が行われています。(太鼓の音が聞こえてくると、なんだか落ち着かなくなりますね)
地域のみんなが協力しあって行われるお祭りがとても楽しみです。一年でお祭りの時しか会えない人もいますし・・・。
話は全然、違いますが・・・。
現在、県議会では、9月定例会が開会中。明日は、私にとって初めてとなる一般質問を行います。
2011年09月26日
被災地ボランティア派遣!
現在、袋井市では、市内の各種団体やNPO法人などが協力して、被災地を支援するための「オール袋井」という組織をつくっています。
NPO法人 静岡県災害支援隊もその加盟団体の一つ。実は、「オール袋井」とNPO法人 静岡県災害支援隊の共働事業として、被災地へのボランティア派遣を行っています。(後2回行うことを予定しています)
今回は、9月23日(金)~25日(日)の3連休を使い、陸前高田市でのボランティアを行いました。
静岡県災害支援隊の企業パートナーでもある、(株)ドリームさん(浜松市)も社長さん以下、友人の方達にも声をかけて下さり、今回のボランティア派遣に参加して下さいました。本当に頭が下がります。
袋井市からも、竹原和義市議会議員をはじめ、4月の炊き出し支援に参加して下さった方なども参加して下さいました。
「4月と比べればと、かなり片付けは進んでいるけれど、復興という言葉はまだとても使えない・・・」と変わらぬ現状の厳しさを伝えてくれました。ボランティア活動の様子は、また後日お知らせしたいと思います。
2011年09月25日
浅羽北公民館まつり!
9月24日(土)25日(日)と開催された、浅羽北公民館まつり。この連休は、天気にもめぐまれ多くの人達が訪れていました。
私が理事長をつとめさせていただいているNPO法人静岡県災害支援隊も、防災コーナーに参加させていただきました。防災対策では、水や食料、トイレや生活質需品などの備えは、絶対に必要です。ご家庭での防災対策は、少しずつでも必ず行っていただきたいと思います。
地震の揺れを体感できる、起震車には多くの方達が列をなして震度7の体験していました。
子供達も、震度7のあまりの揺れにびっくりです。ある年配の女性は、「震度7の揺れがこんなにスゴイとはびっくりしました!こんな(地震)が本当に来たらと思うと怖すぎる!」と東海地震に対する備えの重要性を認識した、とのこと。
東日本大震災の教訓を忘れないためにも、一人でも多くの方に、「自分の身は、自分で守る」ということを理解していただくためにも、こういったイベントを通じた活動を続けていきたいと思いました。
2011年09月22日
台風15号の被害!
台風15号によって県内、市内各地からは、数多くの被害報告があがってきています。上の写真は、旧東海道の松並木の一部ですが、倒木や倒看板による被害が、かなり多かったように感じます。(我が家も、フェンスやカーポートに被害がありましたし・・・ )
実のところ台風がやってきた昨日は、県議会9月定例会の開会日。私は県庁にいましたが、上陸前に県庁前のケヤキも倒れてしまい、辺りも騒然としていましたね。
本日、袋井市では、原田市長自らも市内の被害状況を確認しながら、台風被害の対応に集中しておりました。市議会も9月議会の常任委員会を来週に延期し、臨機応変な災害対応をとっています。
数年前からの風害(竜巻みたいなの)や駿河湾沖地震などの実戦経験や反省をふまえながら、袋井市の災害時の対応は、防災先進市に恥じぬものになってきています。
とはいえ、いまだ停電中の地域もありますし、大きな被害を受けたお店や、農家、家庭もあります。
2次被害によって怪我などしないように、注意をお願いしたいですね。
2011年09月16日
ふじのくに新エネ・節電フェアのオープニングに出席!
本日、静岡市のツインメッセで開催される「ふじのくに新エネ・節電フェア」のオープニングセレモニーに出席してきました。私の所属している「暮らし・環境委員会」が新エネルギーの担当になるためです。県も、新分野に挑戦する県内企業の応援に力を入れているのですね。
浜岡原発の再開、不再開に関わらず、時代はすでに新エネルギーと省エネ社会に向かって動きだしています。今回出展されている県内企業さんの中にも、近未来の大きな可能性を感じさせてくれるものがいくつもありました。
オープニングセレモニーの様子です。どんな技術や道具もそうですが、時代の最先端を切り拓くフロンティア企業というのは、その販路や価値観をつくるまでに大変な苦労を伴います。
20年前を振り返った時、今のような携帯電話やインターネット、薄型テレビの時代が来るとは、正直想像できませんでした。それが、わずかの期間にこれだけの進化と成長を遂げているのです。
今、新エネルギーが切り拓く未来というものがどういう世界をつくるのか、私自身、とてもワクワクしています。
今回のフェアを見させていただいて、今時点での想像をはるかに超える社会は間違いなくやってくるし、それは自然と人類との調和を見事にはかるものだろう、ということを確信しました。
そして世界に先駆けて、「新社会」をつくるのは、今回の原発事故を教訓として立ち上がる日本であると私は信じています。
森町の堀内塗装(有)さんも、出展されていました。この夏話題になった、暑さを防ぐ塗装や、窓ガラスに張る遮熱フィルムなどに取り組まれています。こちらの実証実験を体感すると、その差に驚きます!
袋井市の周南中学にも設置されている、(株)サインクリエイトさんの環境太陽灯です!このたび新型が完成し、機能が向上したのとのこと。
新たな機能の一つとしては、内蔵されているバッテリーから、ノート型パソコンで約6時間くらいの電気がとれるようになったそうです。普段は街灯として使われ、災害時には避難所などへの持ち運びができ、他の電化製品のバッテリーとしても機能するということで、今後も注目していきたい商品です!
県内の中小企業は、今とても厳しい時です!こちらに出展されている企業さんも、研究や開発を行うだけでかなりの投資をしているはず。それでも多くの社長さんには、「環境保護や災害対策など社会のために、人々のために」という思いを強くもたれていることがよく分かりました。
行政は、これらの技術や新商品が、世の中に普及しやすくするための啓蒙やインフラ整備をしっかりと行っていくべきだと思います。私も議員の新しい役割として、こうした技術や商品の宣伝マンをつとめていきたいと思っています。
2011年09月13日
森町の事業要望を行いました!
昨日(9月12日)は、森町の村松町長さん、鈴木議長さんらと共に、副知事や県庁の各部を回り、森町の「事業要望」をさせていただきました。
同行させていただく中で、「さすがに町長さん、議長さんは町の細かいところまで見られているな、努力されているな」、と頭の下がる思いがしました。
町民の安心・安全を守るための事業、子育て支援に係る事業、これからの町の発展を考えた事業など、お願いに回る町長さんたちの姿を見て、私も地域選出議員として頑張らねば、と思いましたね。
とはいえ、どこの自治体も厳しい財政状況に変わりはありません。
袋井土木所管内の予算もピーク時に比べて、約1/5にまで減少しているのが実態です。そのような中で、何を優先して行っていくのかが問われます。
まして近年、発生するゲリラ豪雨などは局地的に大きな災害をもたらすことがあります。これまで予期していなったレベルでの雨量や災害に対応していくことも財政には負担となってきます。
従来言われ続けてきたように行政のムダを省き、効率を考えることはもちろん大切ですが、これからは町の経済力を高め、発展させていく攻めの姿勢も重要です!
森町の場合、待望の新東名の開通が来年初夏にせまっています。これらの経済効果は、戦略次第では計り知れないものがあると思われます。(他の市町にすれば、うらやましくて仕方のないところです)
特にIC(インターチェンジ)周辺やPA(パーキングエリア)をいかに活用していくか?町づくりにつなげていくのか?は知恵の絞りどころです。
行政、企業、住民の連携によって、夢は大きく広がると思います。
同行させていただく中で、「さすがに町長さん、議長さんは町の細かいところまで見られているな、努力されているな」、と頭の下がる思いがしました。
町民の安心・安全を守るための事業、子育て支援に係る事業、これからの町の発展を考えた事業など、お願いに回る町長さんたちの姿を見て、私も地域選出議員として頑張らねば、と思いましたね。
とはいえ、どこの自治体も厳しい財政状況に変わりはありません。
袋井土木所管内の予算もピーク時に比べて、約1/5にまで減少しているのが実態です。そのような中で、何を優先して行っていくのかが問われます。
まして近年、発生するゲリラ豪雨などは局地的に大きな災害をもたらすことがあります。これまで予期していなったレベルでの雨量や災害に対応していくことも財政には負担となってきます。
従来言われ続けてきたように行政のムダを省き、効率を考えることはもちろん大切ですが、これからは町の経済力を高め、発展させていく攻めの姿勢も重要です!
森町の場合、待望の新東名の開通が来年初夏にせまっています。これらの経済効果は、戦略次第では計り知れないものがあると思われます。(他の市町にすれば、うらやましくて仕方のないところです)
特にIC(インターチェンジ)周辺やPA(パーキングエリア)をいかに活用していくか?町づくりにつなげていくのか?は知恵の絞りどころです。
行政、企業、住民の連携によって、夢は大きく広がると思います。
Posted by 静岡県議会議員 山本たかし at
12:14
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2011年09月10日
北遠3高校を一つに再編!
すでに報道がされていますが、現在、県教育委員会は北遠の3高校、(二俣高校、天竜林業高校、春野高校)を一つに再編する計画を進めています。
一つに再編するといっても現在ある3高校のうち、天竜林業高校を天竜校舎、春野高校を春野校舎として使いわけていくことになります。(印象としては、二俣高校と天竜林業高校が、統合されるという感じですね)
県教育委員会によれば、天竜校舎には、総合学科4学級と農業(林業)科2学級を、春野校舎には、普通科1学級を置くとのこと。(1学級の定員は、40名程度)
ちなみに、総合学科には、人文社会、自然科学、総合ビジネス、建築・デザイン、福祉、保育、生活を健康の六系列、農業(林業)科には、森林科と環境科が設置されるとのこと。
来年7月から校舎の解体がはじめれられ、2014年の開校をめざしていくことになります。
写真は、8月に天竜林業高校を訪問させていただいた時のもの。
当日は、天竜林業高校と二俣高校の両校長先生との意見交換もさせていただき、教育についての熱い思いも聞かせていただきました。
特に天竜林業高校は、全国でも唯一「林業」の名が付く高校です。しかしながら近年の「林業経営」そのものの難しさが、生徒たちの将来や進路の前に立ちはだかります。
健康な森林を守ることの大切さは、今多くの人達が理解するところです。ところが、その自然界の中で重要な役割を担う「林業」が、経営面での問題で立ち行かなくなっている現実があります。
県としても県産材を使用した住宅等には、補助金を出すなどの事業を行っていますが、現場からは課題を指摘する声もあがっています。
森林保護、林業育成については、私も関心のあるところです。ある程度の政策によって県産材、国産材の需要を高めていかなくてはいけないとは思いますが、何らかの形で「県産材を積極的に活用していこう」、「少し高くても県内産の材木を買おう」という、消費者側のご理解が必要だと思っています。
天竜林業高校の生徒さんが作った見事な大太鼓!こういう太鼓がお祭りで出てきたら盛り上がるでしょうね~。
また別の機会で意見を述べたいと思っていますが、これからの時代、生徒に対する「進路指導」や「社会教育」のあり方というものを一から見直すべき時がきていると思います。
「自分は、何のためにこの高校に行くのか」、「何のためにこの仕事をするのか」、「何のために、何のために・・・」ということを自分の頭できちんと考え、自ら答えの出せる「教育」を目指していきたいと思います。
2011年09月07日
はままつ・東北交流館を訪問!
以前にもご紹介した、「はままつ・東北交流館」(サゴー地下1階)を訪問してきました。こちらでは東北から避難されてきた方達がスタッフとなって、「東北の物産」を販売しています。
浜松市やNPO法人地域づくりサポートネットさんなどの協力があって行われている事業ですが、県内でも先進的な取り組みだと個人的に評価をさせていただいているところです。
今回は、販売のお手伝いをするため、某イベントへの参加のお願いとその打ち合わせにお邪魔させていただきました。
イベントの内容や来客数を予測しつつ、商品の選定や数量などを検討中。たとえわずかの利益でも、被災地の支援につながれば、という思いで協力していきたいと思っています。
被災地と避難者への支援ということがこの販売事業の主な目的である以上、助け合い的な意味もあって商品を買っていただくわけですが、多くは普通に食べたくなる魅力的な商品ばかり・・・。
私も個人的に食べたくなり、いくつか買わせていただきました。
私が理事をつとめるNPO法人静岡県災害支援隊でも、被災地支援の一環としてボランティア派遣や企業支援などを継続して行っていく予定です。スタッフも半常駐ともいえる形で岩手と静岡を行き来しています。
今月は、9月23日(金)~25日(日)の日程でボランティア・ツアーを予定しています。現在、参加者も募集中!
詳細につきましては、あらためてブログでご紹介します。参加を希望される方は、NPO法人静岡県災害支援隊のHPからご連絡を下さい。
2011年09月04日
県内各地で大雨!明日の河川に注意して下さい!
台風の直撃こそなかったものの、県内各地では、大雨警報や洪水警報がひき続き出されているため、警戒が必要です。
市内の河川もあまり記憶に無いほどの増水ぶりで、注意が必要ですね。
原野谷川の親水公園付近の写真ですが、こちらもかなりの増水で、台風がもう少し静岡県に近づいていたら・・・と考えると怖いものがあります。
現在、袋井市内で雨が降っていなくても、山間部で大雨が降れば、明日の河川もかなりの水が出ているに違いありません。学校に通う子供さんには、くれぐれも増水した川に近づかないように地域の皆さんにも注意をお願いしたいと思います。
2011年09月03日
平野久美子さんの講演会!
袋井市と新ふくろいフォーラムの共催で行われた徳育推進「人づくり講演会」に参加してきました。
今回の講師は、袋井市の偉人、鳥居信平さんの功績を書かれたジャーナリストの平野久美子さんです。台湾の屏東県で90年前に地下ダムをつくり、今もなお、地元の方達から感謝をされている鳥居信平さん。
その功績と、台湾の人達の今の日本によせる思いを熱く語っていただきました。
特に、東日本大震災における台湾人の皆さんの思いを代弁して下さった件では、多くの方が涙ぐんでいました。私も今更ながらに感動の涙が出てきてしまいましたね。
一昨年、袋井市から台湾へ交流事業に参加された方達も、多数参加して下さいました。
「感動しました!また台湾に連れて行って下さい」と、大変うれしい言葉をいただきました。
今後の交流事業については、私も現在、準備を進めているところです。
2011年09月01日
袋井市とK-MIXとの非常災害時協定が結ばれました!
すでに新聞報道がされていますが、去る7月29日(月)、袋井市と静岡エフエム放送(K-MIX)は、災害時における非常災害放送協定の調印式を行いました。
このような協定そのものが今までは無かったのですね。東日本大震災発生時には、被災地でかなりの混乱があった中で、情報伝達手段としてのラジオがその威力を発揮していたことは、周知の事実です。
今回の協定は、地震、台風、洪水といった自然災害が起きた時や、その発生の恐れがある時に、市長の要請に基づき、放送を優先して流していただく、というもの。
実は、今回の協定締結には、私も若干のお手伝いをさせていただいておりました。
K-MIXの営業本部長をされている山梨さん(写真右端)は、以前は私の上司だったお方。災害対策への関心が高く、FM放送局としての災害時の役割については、かなり以前から私にも熱く語ってくれていました。
今回、そのような個人的なご縁もあって、袋井市との協定につなげることができました。これを機に、県内の市町とも協定を結んでいきたいとのことです。
話は変わりますが、東日本大震災の私の個人的な感想として、メディアに取り上げられた被災地と、そうでなかった被災地との支援のされ方が大きく違っていたのではないか?ということがあります。
すぐ近くの被災地でも、物資やボランティアの流れ方にもかなりの格差が生じていましたし、それはそのまま復興のスピードにもつながることになっているのではないでしょうか?
30年以内に87%という恐るべき確立で起きるといわれている、東海地震、あるいは三連動地震の被害は、かなりの広範囲におよびます。
いざその時が来た時、果たしてこの袋井市へ真っ先に駆けつけてくれるのは誰でしょうか?私は、今からその備えをしておくべきだと考えています。袋井市を友として支援してくれる関係を、できるだけ多く作っておく必要があると考えています。
そのための活動を今すすめています。