静岡県議会議員　山本たかしのブログ

 

１２月１７日（木）

本日は、袋井市議会議員の有志とともに、

浜松にある、「学校法人　興誠学園」さんを訪問してきました。

現在、袋井市では、愛野地区（上石野）に、

幼稚園と保育園を一元化した「認定こども園」　の施設整備を計画しており、

その管理運営を、「学校法人　興誠学園」さんにお任せすることに決定しているのです。

ただ、この「認定こども園」という運営形態については、

比較的新しい制度、ということもあって、私たちにもよく理解できない部分があります。

幼稚園と保育園の一元化！というのは時代の趨勢には間違いないのですが、

国の方が依然として、幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省、

という縦割りの形を変えないために、　

現場では、いろいろな困難も生じているのです。

「認定こども園」は、一応、

「この縦割り行政の弊害を、最大限緩和した制度ですよ」　

ということになっているのですが、

「袋井市の子供たちや保護者にとって本当に良い制度か？」　

という議論が、委員会内でもずいぶん交わされてきたところです。

結局は、　「これを行う、法人次第だろう」　

ということで、実際に「学校法人　興誠学園」さんが運営されている

こちらの浜松大学付属幼稚園、を視察させていただいたのですね。

 

以前、ブログにも、こちらの法人が選定された理由を書かせていただきましたが、

実際に訪問してみると、高い理念を掲げられて、

健康教育、徳育、異年齢保育や障害児保育などにも、

積極的な取り組みをされていることがわかりました。

保育も含め、幼児教育には、大いに期待をしているところですが、

いずれにしても、よりよい施設になるように、

私たちも見守っていきたいと思います。