2011年08月28日
袋井市の夜間防災訓練!
昨夜(8月27日)、袋井市の防災訓練が行われました。
私も午後6時の地震発生とともに、先ずは袋井北地区の災害対策本部へ急行しました!
各地区の災害対策本部は、地域の市職員が立ちあげるわけですが、以前の駿河湾沖地震の時や、先日の震度4の地震の時にも、
真っ先に北小学校(災害対策本部を立ち上げるために)かけつけてくれています。
袋井市職員の使命感と行動力には、間近で見ているだけに正直頭が下がります。
実は、駿河湾沖地震の際、袋井市では、最大で震度5弱を記録していながら、ほとんどの自治会から災害対策本部へ報告がなかった、という反省がありました。
ところが、つい先日の地震の時には、夜中にもかかわらず、地域の被害確認を行い、それぞれの自治会から災害対策本部へ報告があり、実際の地震の中から、多くを学んでいるな、と感心したのです。
今回の訓練が夜間ということもありますが、やはり今年は、東日本大震災のことが皆さんの頭にしっかりと入っているようで、いつもと違った雰囲気を感じました。
訓練が終わりに近づいたころ、ある自治会長さんが、
「本当の地震なら、ここからが本番なんだよなぁ~」
と、つぶやかれました。
倒壊家屋の下敷きになっている人の確認と救出も行わなければならないし、本当の死者や重症者、火災への対応もしなければなりません。
避難場所に逃げてくる人の数も対応も、訓練とは全く違う状況が発生するわけです。
それでも、これらの訓練の積み重ねは大切です。訓練をより実践的なものに変化させていくことも重要だと思っています。
東日本大震災の教訓とともに、自分たちの身を守るための備えをこれからも私の活動を続けていきたいと思います。
Posted by 静岡県議会議員 山本たかし at 22:42│Comments(0)
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